忘れもしない昨年7月1日13時頃の出来事でした。

その日は月一回の役員会議とあわせて外部顧問デザイナーを迎いいれてのミーティング中。
この会議中は通常、電話などもシャットアウトしてるのですが、13時少し前に緊急の用があると直売店から電話が入ります。
「池田(仮名)というカメラマンが来て、急遽撮影をお願いしたい」と。

基本テレビ取材などは事前に連絡が来るはずで、飛び込みとなれば「流行りのYoutuberではないか」という話になり、役員である若女将が「私、断りに行ってくる」と言って、出ていきました。

20分ほど過ぎても、直売店から若女将が戻ってこないので他のスタッフに確認に行ってほしいと伝えると慌てて戻ってきて、「社長 お店に鶴瓶師匠がいます!?」と。

「ごめんなさい。馬鹿にしてる?そんな訳はないでしょ。」

「いえ、本当にいるんですって。今、若女将が対応してます」と。

慌てて、お店に向かいながらも「そんな馬鹿な。こんな田舎にいきなり鶴瓶師匠が来るなんて。きっとスタッフたちが何か仕組んでいるに違いない」と半信半疑でお店の通用口から入ると…。

本当に鶴瓶師匠が!
その後はテレビで放映された通りですが、もう頭の中はパニック状態(笑)。

「やらせ」だという方もおられますが、全くそんなことはありません。

9月に放映後、御礼を兼ねてお手紙をつづるついでに、少しだけ商品をお届けさせて頂きました。
数日後、会社にご本人からわざわざ電話を頂いて、「ありがとう!美味しく頂戴します」と。

過去にも、社交辞令的に御礼のお葉書などは賜ったことありますが、お電話を頂けることなんて初めてのことで驚きました。

後日、Zip!、アナザースカイの構成作家をしている友人の塩沢航さんと食事をしていた際に、鶴瓶さんは芸能人の方の電話番号よりも、一般の方々の番号を多く登録されているらしいとお話しされていました。それだけ多くのファンの方々の人望も厚い方なんだなぁと、改めて知りました。

また、いつかお会いしたいものです。